今回は「Googleのアルゴリズム 」についてお話しします。
アルゴリズムって何?
アルゴリズムとは、検索順位を自動で決めているグーグルのプログラムのことです。
例えばグーグルの検索窓にダイエットと打ち込んで検索すると、検索結果にダイエットに関するサイトが1ページ、2ページ、3ページと、順番に表示されますが、サイトが表示される順位はアルゴリズムによって自動で決められています。
進化するアルゴリズム
アルゴリズムは検索結果の精度を高める為、常に進化しています。
精度というのは、検索者が求めている情報を提供するということで、その為にアルゴリズムは頻繁にアップデートされます。
今までにあったアップデートで有名なのは
- パンダ・アップデート
- ペンギン・アップデート
- ハミングバード・アップデート
がありました。
パンダ・アップデート
コピペサイトや質の低いサイトの検索順位が低下し、専門的なサイトや情報量が多いサイトの検索順位が向上しました。
ペンギン・アップデート
検索順位を上げることだけを目的とし、不自然な被リンクやキーワードの盛り込みなどでSEO対策をしているサイトの検索順位が低下、ユーザーの為になるような質の高いサイトの検索順位が向上しました。
ハミングバード・アップデート
辞書検索から会話検索へ。検索意図を推測した検索結果が表示されるようになりました。
例えば、「近くのコンビニ」という検索結果から、検索エンジンが近くのコンビニを探しているんだなと推測して、その情報を表示。
ここでは分かりやすいように今までにあった有名なアップデート(アルゴリズムの変更)を紹介しましたが、実際グーグルのアルゴリズムは年に600回以上変更されているようで、その大半はユーザーへの公表なしに行われています。
グーグルの目的
検索エンジンはグーグルが全てを握っていると言っても過言ではありません。
そして、アルゴリズムの変更はグーグルが目的を果たすための通過点として行っているので、グーグルの目的を理解すれば、グーグルが上位表示させたいコンテンツとはどういったものなのか?が見えてきます。
そもそもグーグルとはどんな会社なのか?についてですが、グーグルは広告を収入源としている会社で、検索エンジンやYouTubeなど、様々なサービスのほとんどを無料で提供してユーザーを増やしています。
良質なサービスを無料で提供し、利用者数や利用頻度が増えることによってグーグルの広告収入も増えるというわけです。
ですのでグーグルは、とことんサービスの質を向上させる必要があり、その為にユーザーの利便性を常に追求しています。
検索エンジンであれば、ユーザーが検索したキーワードに対して、ユーザーが求めている情報を的確に検索結果に表示させることによって、ユーザーの満足度を高めることが出来ます。
この本質を理解すれば、アルゴリズムが変更される度に頭を抱えることが少なくなりますし、グーグルが評価してくれるコンテンツを作りやすくなります。
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