今回はSNS(Twitter、Facebook、YouTube)を使った集客についてお話しします。
スマートフォンが普及して手軽にSNSを利用できるようになり、国内だけでもSNSユーザーは相当な数になります。
各SNSの特徴を理解して有効に集客しましょう。
Twitter集客
ツイッターで重要なのは属性を絞ることです。
まずはフォロワーを増やす必要がありますが、その際も属性を意識してフォロワーを増やしていきます。
最終的に「ブログに訪れてもらう」であったり、「メルマガ読者になってもらう」という目的がありますので、そのアクションに至る確率がほぼ0%のフォロワーをいくら増やしたところで思うような結果はでません。
ですので、ある程度ターゲットを絞ってツイッターを使う方が効果的で、属性を絞った方が反応を取りやすいです。
ただ、注意しなければいけないことがあります。
それは「ビジネス臭を出さない」ということです。
ツイッターを利用している方のほとんどはオンラインビジネスを知らないですし、興味がありません。
たまに「アフィリエイトで稼ぐ方法教えます!」みたいなツイートを目にしますが、普通の人の感覚ではスパムだと思われてもおかしくないレベルです。
アフィリエイトの情報発信をしているサイト内でそのような記事を書いているのであれば違和感ありませんが、ツイッターは一般の人がコミュニケーションを楽しむために利用していることを忘れてはいけません。
ですので、集客のためのツイートも出来る限り一般人の興味を惹ける言葉を選ぶ必要があります。
「アフィリエイトで稼ぐ方法教えます!」というツイートであれば、例えば、「嫁には内緒ですが、実は僕の小遣い増えてるんです(笑)」
このようなツイートの方が興味を惹けますし、自然だと思いませんか?
ツイッターを使う上で「いちユーザーである」という意識はとても大切です。
ただ、属性を「オンラインビジネスをしている人」に絞った場合はもう少しストレートな言葉を選んでもいいと思います。
そして、集客のためのツイート頻度は少なくしましょう。
基本的には興味を惹くようなツイートであったり、何か気付きを与えるツイート、そして面白いツイートなどでアカウント(あなた自身)に興味を持ってもらう運営をします。
その上で、たまにLP(ランディングページ)や記事のリンクを投げたりすれば、誘導しやすくなります。
また、プロフィールにサイトのURLを記載しておけば、アカウントに興味を持ってくれた方であれば確認してもらいやすいです。
Facebook集客
フェイスブックもツイッターと同様にある程度、属性を絞った方が効果的です。
基本的にはこちらから友だち申請を行って友だちの数を増やしていきますが、その際に相手にメッセージするのを忘れないようにしましょう。
フェイスブックでは友だちを増やすコミュニティがいくつもあり、そのコミュニティを利用する場合は相手も了承しているので特にメッセージを送る必要はありませんが、それ以外はメッセージを送ることはマナーです。
あなたも知らない人からいきなり無言で友だち申請がきたらあまりいい気分はしないと思います。
相手に何か行動をしてもらうためには、第一に信用されていないと行動してもらえません。
そして、信用を獲得するには相手の気持ちを考えて接することが大切です。
信用は小さな気遣いの積み重ねによって獲得できるものですので、相手の気持ちを考えることは欠かせません。
続いて露出度についてです。
フェイスブックでは友だちの数を増やすことに合わせて、露出を増やすことが重要になってきます。
露出とは「相手のニュースフィードに自分の投稿を表示させる」ことです。
実は自分が投稿した内容は友だち全員のニュースフィードに表示されるわけではありません。
エッジランクといって、相手のニュースフィードに自分の投稿を表示させるためのアルゴリズムがあります。
アカウントのエッジランクが高いほど、相手のニュースフィードに露出を増やすことができます。
エッジランクの要素はいくつかあるのですが、特に重要視した方がよいのが親密度です。
「いいね、コメント、タグ付け、メッセージ」これらを頻繁にしている、またはされているアカウントのエッジランクは高くなる傾向にあります。
つまり、しっかりとコミュニケーションを取れているアカウントは評価が高まるということです。
また、相手のニュースフィードに投稿を表示させる以外にも、投稿を拡散(シェア)されることで自分の露出を増やすことができます。
そして誘導に関してはブログ記事への誘導がおすすめです。
ブログ記事であれば「◯◯について記事を更新しましたので、確認していただけると嬉しいです」「◯◯について独自の視点で解説してみました」という感じで自然に誘導することができますし、違和感がありません。
更に記事の内容が良ければ多くの人に拡散(シェア)されて露出度が増えるのはもちろん、アクセスが集まることでブログのSEOパワーも強くなりますので、フェイスブックで記事の拡散を狙いましょう。
YouTube集客
YouTubeを集客として活用する場合は、量よりも質のよいコンテンツ動画を投稿するのが効果的です。
例えば、ノウハウやハウツー的な動画であったり、相手に気付きを与えるような動画。
そして動画に価値を感じれば作成者に興味が涌きます。
ただ、”内容が良いだけ”では視聴者の数を増やすことはできません。
できるだけ多くの方に動画を視聴してもらうには、検索結果や関連動画に自分の動画を表示させる必要があり、そのためにはブログと同じように、タイトル、タグ、そして説明欄に適切なキーワードを入れる必要があります。
キーワードの選び方については、下記の記事が参考になるかと思いますので宜しければご覧ください。
そして動画を視聴してくれた方をサイトに誘導するのであれば、以下の方法がおすすめです。
- 動画説明欄にURLを記載
- 動画内でサイトのリンクを貼る(アノテーション)
更に、動画内で行動を促せば誘導できる確率がより高まります。
また、YouTubeではチャンネル登録をしてもらうことによって、関連動画の一覧に自分の動画が表示されやすくなったり、新しい動画を投稿した時に相手に通知できたりします。
ですので、動画内でチャンネル登録を促す以外にも、YouTubeをサイトと連動して他の媒体からもチャンネル登録ができる仕組みを構築しましょう。
最後に
SNSは集客にとてもおすすめですが、使い方(捉え方)を間違えると思うような結果はでません。
重要なのは以下の2つです。
- 相手は人であることを忘れてはいけない
- 集客した先の仕組み(導線)を考える
SNSはツールを使って自動化させることも出来てしまいますが、機械的な対応で反応するほど人は単純ではありませんので、しっかりと相手の気持ちを考えた運営を心がけてもらえればと思います。
また、いくらSNSで多くの集客に成功したとしても、その先の仕組みが出来ていなければザルで水をすくうようなもので、結局何も残りません。
闇雲に集客をするのではなくて、まずは「何を目的として集客をするのか?」を考えた上で各SNSの特性を活かした集客を行なっていきましょう。
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