今回はYouTubeのデータを分析する方法について解説します。
YouTubeチャンネルのデータ分析
チャンネルを成長させる為にはデータ分析が欠かせません。
データ分析をすることによって運営しているチャンネルの特徴や傾向を詳しく知ることが出来、改善点が明確になります。
チャンネルのデータ分析はYouTubeアナリティクスで行うことが出来ます。YouTubeアナリティクスはチャンネルの管理画面(クリエイターツール内)で無料で利用可能です。
YouTubeアナリティクスで確認すべき5項目
YouTubeアナリティクスでは、運営しているチャンネルの様々なデータを細かく確認することが出来ます。
ただ、項目が沢山あるため、最初はどこを確認すればよいのかが分かりずらいです。なので今回は、必ず確認すべき項目を5つに絞ってご紹介します。
- リアルタイム
- 視聴者維持率
- ユーザー層
- トラフィックソース
- 端末
リアルタイム
リアルタイムでは、過去48時間の推定視聴回数と、過去60分間の推定視聴回数を確認することが出来ます。
このデータを確認することで、視聴回数が多くなる時間帯が分かってきます。
なので、ユーザーが活発になる時間に合わせて動画を投稿するといった対策をすることが可能です。そうすることで、動画の初動が早くなります。
視聴者維持率
視聴者維持率では、チャンネル全体と動画単体の平均視聴時間と平均再生率を確認するこが出来ます。
特に再生率に関しては、YouTubeがチャンネルや動画を評価する基準として重要視している要素なので、再生率をいかに上げるかが、YouTubeを攻略する上で大切になってきます。
視聴者維持率を上げるためには、各動画の離脱箇所を確認・解明し、改善する必要があります。
ユーザー層
ユーザー層では、視聴者の年齢や性別を確認することができます。
チャンネルを見てくれている主な層を確認することによって、属性に合わせたネタを選定したり、動画編集(構成)を行うことが出来るようになります。
トラフィックソース
トラフィックソースでは、動画への流入経路を確認することが出来ます。
色々な項目がありますが、中でも重要なのは関連動画とYouTube検索の2つです。
YouTubeアフィリエイトで運営するチャンネルに関しては、関連動画からの流入が必須です。チャンネル全体のアクセスの80%以上が関連動画というデータも珍しくありません。
なので、関連動画からの流入が80〜90%を目指して、関連動画対策を行っていきましょう。
また、YouTube検索では、ユーザーがどのようなキーワードで検索をして自分の動画に流れてきたのかを確認することが出来ます。
実際に得られた検索データを、次の動画作成やタイトル付けに役立てましょう。
端末
端末では、ユーザーがどの端末で動画を視聴しているのかを確認することができます。
パソコンとスマホ・携帯では画面の大きさが違います。
例えばスマホ・携帯での視聴がチャンネル総再生数・時間の割合の多くを占めていた場合、スマホ向けに動画を編集する必要があります。
YouTubeの動画編集はパソコンで行うため、軽視してしまう人も多いのですが、投稿した動画をスマホで確認する作業は大切です。
パソコンで編集・再生している時は気が付かなかったが、スマホで確認してみたら文字がほとんど見えなかったり、音量が小さい・大きいなど、意外と改善点が見つかったりします。
最後に
YouTubeアナリティクスでデータ分析をしても、改善をしなければ意味がありません。
「リサーチ → 動画投稿 → データ分析 → 改善」
この流れを繰り返して、より良いチャンネルを目指していく必要があります。
また、YouTubeアナリティクスでのデータ分析は、最低でも1週間に1回は確認することをおすすめします。
特に視聴者維持率は重要な項目なので、重点的に確認と改善を行っていきましょう。
コメント欄