今回はYouTubeの黄色アイコン(ほとんどの広告主に適していない)の再審査請求のやり方について解説します。
黄色の収益化アイコンの意味
黄色のアイコン(広告表示なし/制限あり)は広告の表示が制限されている状態で、表示される広告の種類が少なくなったり、動画によっては広告が表示されません。
収益化アイコンが黄色で「ほとんどの広告主に適していない」と記載されている場合、コミュニティ・ガイドラインに抵触しそうな際どい内容である可能性があります。
ちなみに、収益化の判別はYouTubeが自動で行っており、動画がアップロードされて直ぐに反映されます。(YouTubeのヘルプには、2時間以内に判別されると記載)
今回は、収益化アイコンが黄色になってしまい、ほとんどの広告主に適していないと表示された動画を再審査請求していこうと思います。
黄色アイコンの再審査請求
再審査請求受付の条件はチャンネル登録者の数によって変わってきます。
チャンネル登録者が1万人を超えている場合は、いつでも再審査請求を行えます。
チャンネル登録者が1万人未満の場合は、対象動画の再生数が1週間で1,000以上再生されている必要があります。
再審査請求の前には、コミュニティ・ガイドラインに抵触しそうな際どいワードが、タイトル、説明欄、タグに入っていないか確認して、問題がありそうなら修正しましょう。
サムネイルに関しても、過激な画像や表現が含まれている場合は、修正する必要があります。
再審査請求の手順
今回は登録者が1万人以上のチャンネルの、再生されていない動画で試してみました。
動画の編集画面に移り、タイトル、説明欄、タグを修正します。
動画の説明欄を確認したところ、関連動画対策で記載していたタイトルが過激だったので、修正しました。念のため、限定公開に変更しておきます。
修正が終わったら、再審査請求を行います。
再審査請求した動画には、審査リクエスト済みと表示されています。
動画一覧には、ほとんどの広告主に適していないの下に審査リクエスト済みと表示されています。
再審査請求をしてから1日後、正常の収益化アイコン(緑)に戻りました。
収益受け取りの収益化ステータスも正常です。
最後に
今回は、既に投稿済みの動画を再審査請求しましたが、これから投稿する動画に関しては、まず限定公開・または非公開で収益化の確認を行い、収益化アイコンが黄色(ほとんどの広告主に適していない)と判別された場合は、限定公開のまま再審査請求をしましょう。
登録者数が1万未満のチャンネルに関しては限定公開か非公開で投稿してから収益化の確認を行い、収益化アイコンが黄色になってしまった場合は、タイトル、説明欄、タグ、サムネイルを修正します。その後、放置しておけば24時間以内にYouTubeのシステムが自動判別してくれます。
また、チャンネル登録者1万人未満の動画を再審査請求するのであれば、動画を一般公開にして再生数を増やし、1週間で1,000再生以上されるようになってから再審査請求を行いましょう。
YouTubeの規約は頻繁に変更されるため、ヘルプページも確認することをおすすめします。
コメント欄